高級イヤホンメーカーDITA Audioは、ブランド初となるエントリーモデル「Prelude(プレリュード」を正式発表した。ブランドの原点に立ち返るかのように、シングルダイナミックドライバーを搭載しながらも、優れた技術力によって上位モデルに匹敵する表現力を実現しているのが特徴だ。

「始まり」を再定義するサウンドチューニング

DITA Preludeは、マイルドなV字型チューニングを採用。反応性の高いアタックと、自然なディケイを持つサウンドによって、明瞭な定位と広がりを両立させている。10mm径のデュアルマグネット構造ドライバーには、ポリウレタンとポリエチレンの複合素材振動板が使用され、繊細な音の描写と芯のある低域を両立。

剛性と快適性を両立した3ピースCNCアルミボディ

筐体は6061アルミニウム素材を使用した5軸CNC加工の3ピース構造。人間工学に基づいた設計で快適な装着感を実現しており、内部のベンチレーション(通気)機構が空気の流れをコントロール。これにより、帯域ごとの分離感と広い音場、そして自然な高域の伸びを可能にしている。