低域から超高域まで滑らかに繋がる3ウェイ構成。CNCアルミ筐体と快適な装着感を両立
中国の人気イヤホンブランドKineraは、最新のハイブリッド型IEM(インイヤーモニター)「NOTT」を発表した。価格は約6万円で、音質・装着感・デザインすべてにこだわった新世代モデルとなっている。
目次
■ 5ドライバー/3ウェイ構成で広帯域を緻密に再現
「夜の女神 NOTT」は、1基の8mm高分子繊維複合振動板ダイナミックドライバーを低域に、Knowles製バランスド・アーマチュア×2基を中域に、Sonion製カスタムBAドライバー×2基を高域と超高域にそれぞれ配置した計5ドライバー構成。
それぞれの帯域が独立して担当する3ウェイクロスオーバー設計により、自然かつ滑らかな音のつながりと高い解像度を実現している。
■ 3D音響構造と亥姆霍兹(ヘルムホルツ)共鳴で音質を最適化
筐体内部には、複合素材フェイスプレートと3D構造音響キャビティを採用。独自設計の空間内部でヘルムホルツ共鳴効果を活用し、高域の不要な反射や歪みを抑制。これにより、クリーンで透明感のある音色を実現している。
また、筐体には開放型のエアベントを備えており、耳への圧力を軽減しながらも開放的で抜けの良いサウンドが楽しめる。
■ 高品位リケーブル&モジュラープラグ対応
リケーブル対応の0.78mm 2ピンコネクターを採用し、ケーブルには単結晶銅導体を使用。
さらに、3.5mmシングルエンド/4.4mmバランスの2種プラグが標準付属しており、ポータブルプレイヤーや据置機など多様なオーディオ環境に対応可能だ。
■ CNCアルミ筐体&人間工学デザインで快適な装着感
筐体は高精度なCNC加工アルミ合金によって成形されており、剛性と美しさを両立。
人間工学に基づいたシェイプにより、長時間のリスニングでもしっかりとフィットし、圧迫感の少ない快適な装着感を提供する。