今回のレビューは、新商品のLETSHUOER DX1。

少し前にリリースされたが今回はしっかりとエージングをして、聴きこんでからレビューを書いたので是非ご覧いただきたい。

LETSHUOERといえば、平面が得意な印象で人気も高いブランドだが、最近ではDDとBAのハイブリッド機やフルBAのハイエンドモデルなどを展開していて、どれもどこか自然さを感じチューニングのうまさにいつも驚かされる。

もちろん筆者である私の推しブランドである。

それでは細かく見ていこう。

■LETSHUOER DX1の特徴
・多次元から飛雌を
・LETSHUOER 「DX1」 有線イヤホン
・11mmアルミマグネシウム合金製ヤモンド模様トポロジーダイナミックドライバー
・高精度CNCで設計・製造
・5kHzノッチフィルターが内蔵され、特定の周波数の信号が減衰
・256本単結晶銅銀メッキシールド線材
・0.78mm-2pinコネクター 3.5mm or 4.4mm 2つのバージョン

 

■ドライバーについて
1DD
11mmアルミマグネシウム合金製ヤモンド模様トポロジーダイナミックドライバー
自社で新開発のドライバー

その他、詳細はメーカーHPを参照。

■デザインについて

シェル:ステンレス銅製
ノズル:一体型(ステンレス銅製)
ボルトを彷彿させる形状で、質感高く高級感も感じる。一見ジュエリーさも感じるアクセサリーさも感じる質感の高さで所有感が満たされる。

■ケーブルについて

導体:256本単結晶銅銀メッキシールド
細くて取り回しが非常によく、そのままで使える。

 

■付属品について
・箱
・イヤホン本体
・ケーブル
・イヤーピース
・イヤホンケース
・説明書/合格証
個々の質感が高く満足度が高く、開封体験もしっかりと満たされる質感の良さ。

■音質について

さて、実際にリスニングして音質を確認してみた。
エージングは約50時間。
使用環境は、DAPで再生し付属ケーブル。イヤーピースだけは社外品を使用。
・高音域
クリアで透明感をしっかりと感じることができるが、ピーク音などは刺さらずに心地よさも感じられる。
・中音域
ボーカルはクリアで音像をしっかり掴むことができるかあくまで自然で、長時間聴くのに向いていると感じる。楽器は少し後ろで聴こえるが一体感を感じることができる。
・低音域
サブベースは量感は必要十分で、キレがりタイトでテンポ感の良さを感じる。沈み込みはそこまで深くなく、奥行きもそこそこ。低音域の方が量感が少し多く感じ、奥行きの感じる。
・全体的な音質の印象
しっかりと透明感を感じながらも高音は刺さらずに、ボーカルなどからもどこか自然さと優しさも感じられる音色。分離感が良いが奥まで自然なつながりを感じるので長時間聴いていても疲れずに、むしろ長い時間聴いていたくなると感じるサウンド。
自然だからと言ってボアついたりせずに、音像もクッキリと感じられる。
今回もLETSHUOERらしさを感じる、クリアで透明感の中にどこか自然さを感じるサウンド。今回のDX1は1DD構成なので、ハイブリッド構成の多ドラよりももともと各帯域の繋がりは自然かなと思いが、それだけでなく優しさに似た自然さを感じる。

■LETSHUOER DX1のまとめ
先ずはビルドクオリティが高く、見た目はボルトの形に似ていて、ジュエリーらしさを感じる細工で所有欲を満たされる。
肝心の音質もLETSHUOERらしさをしっかりと感じるチューニングのできで、クリアで透明感を感じながらも自然な音色がとても心地よく、長時間ずっと聴いていたくなるサウンド。
特に女性ボーカルものの曲を長時間聴くのに向いていると感じる。
価格も約2万円と様々な人から受け入れられる要素がたくさん詰まった素敵なイヤホンと感じる。
結論、期待を大きく超えてきて手持ちの1DDの中でも相当好きなイヤホンになった。おすすめ。