エミライは、同社が取り扱うFIIOブランドより、DAC内蔵AB級ヘッドホンアンプ「K15」を8月29日に発売する。価格はオープンだが、市場予想価格は税込98,780円前後。カラーはブラックとシルバーの2色が用意される。

K15は、既存モデル「K9」の後継機にあたり、DACチップをAKM製「AK4497S」2基に刷新。上位モデル「K17」に迫る高音質を、より高いコストパフォーマンスで実現したとする。最大出力は3,000mWに達し、さまざまなヘッドホンを余裕をもって駆動可能。さらにデジタル/アナログ双方の豊富な入出力端子を備え、10バンドPEQにも対応するなど、機能性も強化されている。

FIIOブランドとして初採用となるAK4497Sは、AKMの「VELVET SOUND」テクノロジーを搭載。低歪みと広大なダイナミックレンジを確保しつつ、信号帯域幅の拡張と低消費電力化を両立。低域から高域まで豊かなディテールを持ち、自然で没入感のあるサウンドを提供するとアピールしている。