~音楽の熱量を体感できる新たなリファレンスモデル、10月23日発売~

ヤマハ株式会社は、独自の平面磁界ドライバー「オルソダイナミックドライバー」を搭載した開放型ヘッドホン「YH-4000」を2025年10月23日(木)に発売する。価格は税込426,800円。

本機は、2022年に発売されたフラグシップモデル「YH-5000SE」に続く第2の“オルソダイナミック”ヘッドホンであり、同社が掲げる音質設計思想 “TRUE SOUND” を継承しながらも、新たな音響的アプローチを導入している。ハウジングの構造やデザインはYH-5000SEの設計思想を色濃く反映しつつ、チューニングを大幅に見直し、力強い低域表現と中域のボーカルの生々しい再現性を両立。「音楽の熱量」に焦点を当てたサウンドを実現したとしている。

「YH-4000」は、YH-5000SEの高い設計思想を受け継ぎながら、より幅広いユーザーに向けて価格を抑えたポジションに位置付けられるモデルである。単なる弟分という枠を超え、音の嗜好によってはフラグシップを凌ぐ魅力を備えるバリエーションモデルとして提案される。

同社は「長時間にわたり、時間を忘れて音楽に没入できるヘッドホン」を目指して開発したとし、リスニングの新たなスタンダードを提示する製品となることを強調している。