~据え置き機クラスの音質をポータブルで実現、10月10日発売予定~

マギウェイは、Questyleの新たなフラグシップ・ポータブルDAC/ヘッドフォンアンプ「SIGMA」を2025年10月10日に発売すると発表した。価格はオープンだが、市場想定価格は約99,000円前後。予約受付は9月26日より開始される。

「SIGMA」は、“据え置きクオリティをポータブルに”をコンセプトに開発されたモデルで、その名称は「Summation(総和)」に由来する。これまで同社が培ってきた技術とノウハウを結集した集大成として位置づけられている。

本機は、デジタルデコードからアナログ増幅までを3層構造で処理することにより、ノイズや歪みを極限まで抑制。DACにはAKMの「AK4493EQ」を採用し、原音に忠実で精緻な再生を可能としている。

増幅部には、同社独自のカレントモードアンプ技術を4基搭載。さらにTTA(Triple-Tier Amplification)構造を組み合わせることで、圧倒的な駆動力と繊細な表現力を両立。IEM専用モードも備えており、ハイエンドイヤフォンの潜在能力を引き出すことができる。

接続面では、Qualcomm Snapdragon Soundに対応するほか、LDAC、aptX Adaptiveといった高音質コーデックもサポート。AppleのMFi認証も取得しており、iPhoneやiPadでも高品位なワイヤレス再生を楽しめる。

バッテリーには4,300mAhを搭載し、最大12時間の連続再生が可能。出力端子は4.4mmバランスと3.5mmステレオミニを備え、最大出力は32Ω負荷時で1,200mW(バランス接続時)に達する。

フラグシップの名にふさわしい高音質と高機能を兼ね備えた「SIGMA」。据え置き機に迫るクオリティをポータブルで体験できる注目の一台となりそうだ。