ラックスマン株式会社(LUXMAN)は、創業100周年を記念した新たなフラグシップSACD/CDプレーヤー「D-100 CENTENNIAL」を2025年11月に発売する。価格は1,650,000円(税込)。同モデルは2020年に登場した「D-10X」の後継機にあたり、SACD/CDプレーヤーの頂点を担うべく開発された意欲作となる。

■ 強化されたディスクドライブメカと筐体構造

ディスクドライブメカには、独自の一体型構造 LxDTM-i を採用。ダストプルーフシャッター付きの静音かつ滑らかなトレイ開閉を実現するとともに、8mm厚アルミサイドフレーム、5mm厚スチールトッププレート、さらに新規の8mm厚アルミベースプレートを組み合わせることで、外来振動を徹底的に排除する高剛性を確保している。

■ 最新DACチップによる高精度なデジタル処理

D/Aコンバーターには、ROHM社「MUS-IC」シリーズの最上位DAC BD34302EKV をデュアルモノ構成で搭載。超低位相雑音発振ICと大型水晶振動子によるクロックドライブで、高精度かつ豊潤な音楽再生を実現した。

■ 新世代アナログ回路「LIFES 1.1」をフルバランス構成で採用

アナログ回路にはラックスマン独自の新世代増幅帰還エンジン LIFES(Version 1.1) を初めてフルバランス構成で導入。誤差検出精度をさらに高めることで、自然で伸びやかな音楽表現と圧倒的なダイナミズムを獲得している。

■ フラグシップに相応しい外観デザイン

外観は大型有機ELディスプレイを搭載した新フロントパネルを採用。ボンネットとの間に立体的なくびれを設けることで、立体感と重厚さを兼ね備えたフラグシップフェイスを構築。素材の質感を活かした仕上げと造形が、存在感と高級感を際立たせている。

■ 究極のリスニング体験を提供

「D-100 CENTENNIAL」は、妥協のない物量投入と最新技術の結晶として、ディスクやファイルソースに込められた情報を余すことなく引き出す。ステージの空気感や演奏者の情熱までも描き出すことで、これまでにない極上のリスニング体験を提供するフラグシップSACD/CDプレーヤーとなる。