TANCHJIMは、同社の新たなフラッグシップIEM「ORIGIN Lost Manor Limited Edition」を発表した。価格は72,900円(税込)で、全世界3,000台限定生産の特別モデルとなる。本機は「同じ名前で、まったく新しい体験を」というコンセプトのもと、設計から音響構造まで全面的に刷新されたコレクターズエディションだ。

■ DMT5 ULTRAドライバーによるフラッグシップ級の音響性能

本モデルの中核には、フルサイズ磁気回路を備えたDMT5 ULTRAドライバーを搭載。広帯域かつ精緻な再現力を実現し、従来モデルを凌駕する情報量を誇る。
さらに、低乱流バランスド・サウンドウェーブガイド技術により、音の拡散と定位の精度を両立。Shimhozリアチャンバー構造がボーカル帯域のディテールを際立たせ、ライブ感と透明感のあるサウンドを実現する。

■ 高度な音響設計とフィルター構造

本機では多孔質広帯域フィルター構造を採用。不要な共鳴や音漏れを抑えながら、伸びやかでバランスの取れた音場表現を可能にしている。TANCHJIM TARGET-5128 HATSに基づくチューニングターゲットを適用し、リスニング環境を選ばず一貫した高音質を提供する。

■ ケーブル・DSP対応など拡張性も充実

付属ケーブルには、同軸リッツ構造の銅銀ハイブリッドケーブルを採用し、3.5mm/4.4mm/Type-Cの3種の交換可能なプラグを同梱。さらに専用アプリを通じてDSPチューニングにも対応し、ユーザー好みの音質カスタマイズが可能だ。

■ 限定モデルならではの特別仕様

本機は限定シリアルナンバーが刻印されており、全世界3,000セットの限定生産。コレクターズピースとしての価値も高く、ハイエンドIEM市場で大きな話題を呼ぶことが予想される。

👉 発売日や取扱店舗などの詳細は、TANCHJIM公式サイトおよび正規販売店にて順次公開予定。