高品位設計と多彩な機能を備えた新世代デジタルオーディオコンバーター

高音質を追求したDACアーキテクチャ

EarMenは、新たなフラッグシップDAC「Tradutto」を発表した。
本機はESS社製「ES9038Q2M」DACチップを採用し、32bit/768kHzまでのPCM、DSD512に対応。消費電流を抑えた最適化回路に加え、無線通信による干渉を抑制する高度な電源フィルタリングを備え、雑味のない純度の高い再生を実現する。

金メッキPCBがもたらす高い信号純度

内部基板には金メッキ処理を施したPCBを採用。接触抵抗の低減と平滑な基板表面により、信号伝送時のロスを最小限に抑え、高いオーディオ・フィデリティを確保している。

多彩なデジタル入力に対応

光デジタル、同軸デジタル、USBの3系統の入力端子を搭載し、CDプレーヤー、スマートフォン、PC、ゲーム機など多様なデジタル機器と組み合わせて使用可能。日常的な音楽再生から専門的なリスニング環境まで幅広く対応する。

Qualcomm HD Bluetooth 5.1搭載

Qualcomm製Bluetooth 5.1チップを内蔵し、AAC、SBC、aptX、aptX LL、aptX HDなど多くのコーデックをサポート。高音質かつ低遅延のワイヤレス再生を可能にし、利便性と音質を両立した。

MQAフルデコードに対応

MQAストリームの最終展開に対応し、MQAおよびMQA Studioファイルを完全デコード可能。スタジオで承認されたマスター音源そのままの品質を再生できる。

省電力・高品質を両立するQCC5124採用

BluetoothモジュールにはQualcommのフラッグシップSoC「QCC5124」を搭載。省電力設計により長時間再生を可能にし、aptX HDおよびaptX Adaptiveにも対応することで安定した高音質ワイヤレス体験を提供する。

高剛性フルアルミニウムシャーシ

筐体はフルブロック削り出しアルミニウムを採用。高い耐久性と外来ノイズ耐性を両立し、内部基板を強固に保護。設置性に優れたコンパクトサイズで、ホームオーディオシステムにも違和感なく溶け込む。

高精度クロックと厳選パーツによる低歪設計

デジタル処理の中心にはXMOS「XU216」16コアプロセッサを採用。MQAハードウェアデコードに対応し、ジッターを抑えた正確なデジタル処理を実現する。
アナログ回路にはWIMAコンデンサー、MELF抵抗、SoundPlus OPA1642を使用し、ニュートラルで透明感の高い音質を追求した。

Traduttoで実現する新たな音楽体験

EarMen Traduttoは、高解像度再生、豊富な接続性、堅牢な筐体設計を兼ね備えたフルスペックDACとして、ハイエンドユーザーからオーディオエントリーファンまで幅広い層に訴求する。音源のポテンシャルを最大限に引き出す高精度な再生能力は、現代のオーディオ機器の中でも際立った存在となるだろう。