フラッグシップモバイルDACが登場


中国のオーディオブランドMOONDROP(水月雨)は、フラッグシップクラスのモバイルDAC内蔵ヘッドホンアンプ「MOONRIVER III」を2026年3月13日に発売する。価格は日本円換算で約23,000円前後とされる。付属品として、同社ロゴ入りのddHiFi製USB Type-Cケーブルが同梱される。

デュアルCS43198による高性能デコード
DACチップには、Cirrus Logic製のCS43198を2基搭載。32bit/384kHzのPCMおよびDSD256のハードウェアデコードに対応し、高解像度音源の再生を想定した仕様となっている。高性能Hi-Fiオーディオ回路構成により、低歪みと低ノイズを両立しながら、十分な駆動力を確保した設計が特徴とされる。

独立電源と4チャンネル出力のアンプ設計
内部には5基の独立電源チップを配置し、各回路へ個別に電力供給を行うことでクロストークの低減と高いS/N比を実現する設計を採用。さらに、2基のデュアルチャンネルヘッドホンアンプチップによる4チャンネル出力構成により、ポータブル機としては高い駆動力とダイナミックな再生を目指している。

操作性を考慮したインダストリアルデザイン
本体デザインでは、音量ノブを中心とした特徴的な「クレーター(環状)デザイン」を採用。視覚的なアイデンティティを強調するとともに操作性の向上を図った。ボタン配置も機能ごとに整理されており、誤操作を抑えながら直感的な操作が可能とされる。

第2世代オンラインDSPによる高度な音質調整
MOONRIVER IIIは第2世代のオンラインインタラクティブDSP機能を搭載。フィルタータイプ、周波数ポイント、ゲイン、Q値などをユーザーが自由に調整できる高度なチューニング機能を備える。調整はWEBブラウザおよびAndroidアプリから行うことができ、設定した音質プロファイルは本体ハードウェアに保存されるため、接続するデバイスを変更しても同じサウンド設定を維持できる。

オンライン調音コミュニティにも対応
ユーザー同士で音質チューニングデータを共有できるオンラインコミュニティ機能にも対応。ほかのユーザーが作成したEQ設定をダウンロードすることも可能で、ポータブルDACとしてのカスタマイズ性と拡張性を高めている。

幅広い使用環境に対応
本機はスマートフォンやPCと接続して使用する外部DACアンプとして設計されており、AndroidアプリおよびWEBインターフェースを通じた設定が可能。さらに60W PD急速充電ポートを備え、日常的なポータブル用途における利便性にも配慮したモデルとなっている。