超ハイエンドIEM市場に新提案
シンガポールのオーディオブランドAAWは、静電ドライバー18基を搭載したカスタムインイヤーモニター「Mokara」を発表した。価格は2,282ドル。プロフェッショナル用途からハイエンドオーディオファンまでを対象にしたフラッグシップモデルとなる。

Epsilon+プレミアムアップグレードケーブル付属
Mokaraには、高品位なEpsilon+プレミアムアップグレードケーブルが同梱される。さらにSpinfitイヤーピースに加え、複数サイズのフォーム、シリコンイヤーピースが付属し、低域や高域のチューニングをユーザー自身で最適化できる構成となっている。

ユニバーサルモデルでも“カスタム級”の装着感
AAWは長年にわたり蓄積してきた数千件規模の耳型データを解析し、ユニバーサルIEMでありながらカスタムモデルに迫る装着感と密閉性を実現した。耳の形状パターンを基に3D設計を行い、幅広いユーザーの耳に高精度でフィットするエルゴノミックシェルを採用。テストを重ね、長時間使用でも安定した装着感と優れた音響性能を確保しているという。

高度なCAD解析で実現した精密な音響設計
AAWのハイブリッドIEM設計は、CADおよび音響シミュレーション技術を活用した精密なドライバー制御が特徴。ダイナミックドライバーによる深みのある低域と、BAドライバーによる透明感のある中高域を緻密にバランスさせ、静電ドライバーが空気感と超高域を補完。シームレスなドライバー統合により濃密かつ解像感の高いサウンドを提供する。