国産ネットワークオーディオブランドSFORZATO(スフォルツァート)は、エントリークラスの新型ネットワークトランスポート「DST-Draco」を8月8日より発売する。価格は330,000円(税込)。
本機はRJ-45のネットワーク入力1系統とUSB Type-Aデジタル出力1系統を備えたシンプルな構成で、前モデル「DST-Lacerta」の後継機となる。大きな進化として、前機種がACアダプター駆動であったのに対し、大型トロイダルトランスと大容量平滑コンデンサを採用したディスクリート構成のリニア電源を新たに搭載。「低音の力感や解像度が格段に向上し、空間表現や空気感の描写も飛躍的に進化した」としている。
UPnP(OpenHome/DLNA)に対応し、さらにDiretta出力にも対応。加えて、専用アプリ「Taktina」を利用することで、Qobuz、TIDAL、Amazon Musicといったストリーミングサービスの再生も可能となっている。
筐体は189W×240D×101Hmm、重量3.9kgとサイズ・重量ともに前機種から増加し、より安定感のある設計となった。
スフォルツァートは「エントリークラスながらも、ハイエンド機に迫るクオリティを実現した」としており、同社の新たなスタンダードモデルとして注目される。