オーディオテクニカは、同社の開放型ヘッドホンのフラッグシップモデルとなる「ATH-ADX7000」を2025年10月31日に発売すると発表した。価格はオープンで、公式オンラインストアでの販売価格は税込558,800円。
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“真の開放型”を体現する新コンセプト「トゥルーオープンエアーオーディオ」
ATH-ADX7000は、オーディオテクニカが新たに定義する「トゥルーオープンエアーオーディオ(TOA)」の理念を具現化した最高峰モデル。60年以上にわたる音響技術の蓄積を結集し、日本国内で設計・製造された。響きの純度と精緻さを追求し、音と一体になるような没入感を実現している。
新開発ドライバー「HXDT」搭載で、究極の音場表現を実現
新開発の「HXDT(High-Concentricity X Dynamic Transducer)」は、ドライバーの設計から製造、組み込みまでを自社一貫体制で行うことにより、細部まで徹底的に音質を磨き上げた。これにより、まるで奏者が目の前で演奏しているかのような立体的で広がりのある音場を再現。深みと透明感を兼ね備えたサウンドが、リスナーを包み込む。
開放型の理想を追求した「エアーダイナミック」シリーズ
ATH-ADX7000では、空気の流れを精密にコントロールすることで、振動板の自然な動きを最大限に引き出し、原音を忠実に再生。開放型ヘッドホンの理想を極限まで追求した結果、音が空間に溶け込むような自然な響きを実現した。同コンセプトは「ATH-ADX5000」「ATH-ADX3000」にも展開される。
「秋のヘッドフォン祭 2025」で試聴可能
ATH-ADX7000は、11月1日に開催される「秋のヘッドフォン祭 2025」で一般試聴が可能となる予定。音の透明感、奥行き、そして開放感における新たな基準を打ち立てる一台として注目される。