ドイツの老舗音響ブランドbeyerdynamicは本日、新たなワイヤレス・ノイズキャンセリング・ヘッドホン「AVENTHO 100」の発売を発表した。価格は約42,000円で、主要オンラインプラットフォームにて販売が開始されている。
AVENTHO 100は、直径45mmのダイナミックドライバーを搭載し、20Hz〜22kHzという広帯域の周波数特性を実現。ドイツの熟練エンジニアによる精密なチューニングと独自の音響構造により、歪みを抑えたクリアな音像と細部まで表現された楽器・ボーカル再現を可能にしている。
また、3段階のアクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載し、周囲の環境に応じて最適なノイズ抑制を自動で実行。ワンタッチで外音取り込みモード(アンビエントモード)への切り替えも可能で、屋外や公共空間での使用にも適している。6基の高感度マイクとQualcommのcVcノイズリダクション技術により、通話時も明瞭な音声伝達を実現する。
Bluetooth 5.4に対応し、マルチポイント接続機能で2台のデバイスを同時に接続可能。高音質コーデックaptX Losslessにも対応し、ワイヤレスながらロスレス再生を実現している。さらに、装着検知機能により、耳から外すと自動で再生が停止、再装着時には自動で再開されるなど、利便性も高い。
バッテリー性能も優秀で、ANCオンの状態でも最大40時間の再生が可能。15分の急速充電で最大15時間の使用ができるため、出先でも安心して利用できる。音質は、専用アプリ「beyerdynamic APP」による5バンドEQ調整でパーソナライズも可能だ。
本体は航空機グレードのアルミニウムを用いて設計されており、軽量ながら堅牢な作り。折りたたみ可能な構造で持ち運びや収納にも配慮されている。カラーバリエーションはブラック、ブラウン、ミルキーホワイトの3色展開。
beyerdynamicが長年培ってきた音響技術と、現代のユーザーが求める機能性を融合させたAVENTHO 100は、日常使いからリスニング用途、ビジネスシーンまで幅広く対応する、次世代ワイヤレスヘッドホンの決定版となりそうだ。