― 初代誕生10周年を祝う特別仕様、全10BA構成で再解釈された名作 ―
初代Andromeda 10周年を記念する特別仕様モデル
Campfire Audioは、ブランドを象徴するIEM「Andromeda」の誕生10周年を記念した限定モデル「Andromeda 10 SE」を発表した。本機は世界450台限定で販売され、初代Andromedaのアイデンティティを継承しつつ、最新の音響技術を融合させた“進化したクラシック”として位置づけられる。
新設計の10基BAによる音響アーキテクチャ
Andromeda 10 SE 最大の特徴は、全く新しい10基のバランスド・アーマチュア(BA)構成だ。初代モデルの5基BAから大幅に拡張し、
・低域:4基
・中域:4基
・高域:2基
という構成を採用。Campfire Audioが長年培ってきた音響設計と組み合わせることで、明瞭度・スピード・解像度を高め、立体的で奥行きのあるサウンド体験を実現している。
ダマスカススチール採用のプレミアム筐体
筐体にはPVDブラックステンレススチール、フェイスプレートにはリアル・ダマスカススチールを採用し、ゴールド/ブラックの2色を展開。細部にはゴールドのファスナーリングや“CA”ロゴインレイをあしらい、限定モデルならではの上質なクラフトマンシップが光る。またCampfire Audio製IEMとして初めてCustom 2-pinコネクターを採用した。
全周波数帯を自然に融合させるヴィンテージ・セラミックフィルム・コンデンサー
ドライバーの出力を滑らかに統合するために、内部にはヴィンテージ・セラミックフィルム・コンデンサーを採用。各帯域のドライバーを自然に接続し、音像の一体感を向上させることで、完成度の高いサウンドバランスを実現している。
新開発のNEMC回路による中域ノイズの大幅な低減
Andromeda 10 SE は新設計の「Noise-Elimination Mid-Circuit(NEMC)」を搭載。4基の中域BAドライバーを最適化された回路で配置することで、BA特有の微細なリンギングやノイズを低減し、よりクリーンで輪郭の明瞭な中域再生を可能にした。
定評あるTAEC構造を最適化
Campfire Audioの代表技術である「Tuned Acoustic Expansion Chamber(TAEC)」も進化。内部構造と精密に連携させることで、高域の特性を正確にコントロールし、空間表現と定位感を一段と向上させている。
同一エンジニアリングチームが手掛ける10年の集大成
本モデルは、この10年間Campfire AudioのIEM開発を担ってきた同一チームが設計。ブランド哲学、経験、技術のすべてを注ぎ込み、力強く、没入感に富む独自のリスニング体験を追求している。
特別設計の金メッキ銅導体ケーブルが付属
付属ケーブルには7N OCC金メッキ銅導体を採用し、Yスプリットおよび端子部は専用設計。音の純度と伝送効率を高め、Andromeda 10 SE のサウンドパフォーマンスを最大限に引き出す。
さらに、6本構成の太径・金メッキ銅導体ケーブルも同梱され、音場表現やディテールを強調しつつ、わずかな色彩と深みを与えるようチューニングされている。
製品情報
Campfire Audio Andromeda 10 SE
価格:420,000円(税込)
世界限定:450台


