ハイ・ファイ・ジャパンは、同社が取り扱う英国CREEK(クリーク)ブランドの40周年記念モデルとして、CDプレーヤー「4040CD」とプリメインアンプ「4040A」を発売する。価格は「4040CD」が180,000円(税込)、「4040A」が200,000円(税込)。
「4040A」は、1982年に登場したオリジナルモデル「CAS4040」の理念を継承しつつ最新技術で再構築されたプリメインアンプである。入力はRCAアンバランス2系統、XLRバランス1系統に加え、USB-typeBなどのデジタル入力も搭載。内蔵DACには**ESS社製「ES9018K2M」**を採用し、高品位なデジタル再生を実現する。
プリアンプ部は電子ボリュームおよびバランスコントロールを備え、70dBの範囲で1dB単位の精密調整が可能。トーンコントロールも装備され、高音・低音を±10dBで調整できる。パワーアンプ部にはInfineonのMERUSクラスD技術を採用し、効率と音質の両立を図っている。さらに、オプションのフォノボード「Sequel mk4」を追加することでMM/MCカートリッジにも対応可能。フロントには6.3mmヘッドホン出力も備え、ヘッドホンアンプとしても利用できる。
一方の「4040CD」は、「4040A」と共通デザインのアルミフロントパネルを採用したCDプレーヤー。出力はRCAアナログに加え、S/PDIF(同軸RCA)、AES/EBU(XLR)、光TOSLINKの3種類のデジタル出力を搭載する。「4040A」に内蔵された高性能DACを活かすため、デジタル接続での使用を推奨している。
両機とも外部DC電源方式を採用し、安定した12V DCを内部の電圧スタビライザーに供給。
「4040A」の外形寸法は215W×60H×255Dmm、重量2.2kg。THD+Nは0.045%以下、SN比105dBA、周波数特性は5Hz~50kHz(±3dB)、10Hz~20kHz(±1dB)。
「4040CD」は215W×60H×220Dmm、重量1.8kg。