オーディオブランドCrinEarは、同社初となる量産型IEM「Daybreak」を発表した。米国価格は169.99ドル。設計・チューニング・実装の各面で大きな進化を遂げた本モデルは、インイヤーモニター分野における新たな基準を打ち立てる意欲作として位置づけられている。

「Daybreak」は、自然でスピーカーライクな音調とダイナミックな低域を融合させた最新のターゲットカーブ「IEF Preference 2025」に基づいて緻密にチューニング。従来のディフューズフィールド(拡散音場)ターゲットを進化させたこのカーブにより、音楽性と高精度再現性の両立を実現したという。

搭載されるのは完全カスタム仕様のドライバー群である。

  • カスタム仕様ダイナミック・サブウーファー:深く引き締まった低音を再生

  • 独自開発バランスド・アーマチュア:正確かつ緻密な中音域を表現

  • 次世代マイクロ・プレーナーツイーター:優れた高域の伸びと明瞭さを確保

各コンポーネントはすべて音響的完成度と没入感の高いリスニング体験を追求するために設計されており、CrinEarは「Daybreak」によって新たなリファレンスIEMの姿を提示するとしている。