シンガポールのイヤホンブランドFATfreqは、新型インイヤーモニター「QUANTUM」を発売した。販売価格は¥128,000円で、既に主要オンラインプラットフォームにて取り扱いが開始されている。
QUANTUMは直径14.5mmの平面駆動型ドライバーを採用し、ブランド独自のResoFlow音響システムを搭載。高域をテーパード構造の音響経路で導くことで、平面型ドライバー特有の刺さるような高音を抑制し、正確で自然な音色と豊かな倍音表現を実現している。臨場感と奥行きのあるサウンドは、音楽への没入感を大きく高める。
さらに、Effect Audio製「Ares S II」8芯単結晶銅リケーブルを標準装備。コネクタは0.78mm 2ピン仕様、プラグは4.4mmバランスを採用し、高品位な伝送を可能としている。
加えて、3種類のNoahモジュールを付属し、交換することで楽器向けチューニング、人声音質特化、広大な空間表現の3つのサウンドキャラクターを楽しめる設計。ユーザー自身で音の方向性を切り替えられる高い拡張性が魅力となっている。
FATfreq QUANTUMは、高解像度かつ音楽的なリスニング体験を求めるオーディオファンに向けたハイエンドIEMとして注目を集める製品だ。