国内オーディオブランドfinal(ファイナル)は、同社の人気カスタマイズシリーズ「MAKE」で培ったノウハウを活かし、最新の音質設計を少量生産で迅速に製品化する新シリーズ「MAKE MOD(メイク・モッド)」を発表した。全モデルともステンレス製筐体を採用し、インイヤーモニター(IEM)スタイルで展開される。

今回登場するラインナップは以下の3機種:

MAKE MOD 1.1:3基のバランスド・アーマチュア(BA)ドライバーを搭載した多ドライバー構成モデル。高解像度と明瞭な音像定位が特徴。

MAKE MOD 2.1:ダイナミックドライバー1基とBAドライバー1基を組み合わせたハイブリッド構成により、豊かな低域と繊細な中高域を両立。

MAKE MOD 3.1:シンプルな1基のダイナミックドライバー構成で、自然な音の広がりとバランスの取れたチューニングを実現。

「MAKE MOD」シリーズは、音質ごとに異なる構成を持つモデルを揃えることで、ユーザーが自分好みのサウンドを見つけやすくなっている点が特徴。個性の異なる3機種から選ぶことで、よりパーソナルなリスニング体験が可能となる。

finalは、少量生産という形式を取りながらも、迅速な製品化と実験的なチューニングを通じて、常に進化する音づくりを目指す。この「MAKE MOD」シリーズも、変化を恐れず挑戦を続ける同社の姿勢を体現した製品と言えるだろう。