精密機構のような設計思想で、Hi-Fiサウンドの極致を追求する新モデル

中国のオーディオブランドKBEARは、最新のHi-Fiインイヤーイヤホン「Tourbiton-Pro」を正式に発表した。本機は、10mmデュアルマグネティックサーキット&デュアルチャンバー構造を採用した新開発ダイナミックドライバーを搭載し、機械式時計のような精密設計思想で音の再現性を徹底的に追求している。

精密機構を思わせるデザインコンセプト ― “Precision in Motion, Perfection in Sound”

Tourbiton-Proは、「精密な音響伝達」を象徴するギアモチーフのデザインを採用。電気信号を正確かつ効率的に音のエネルギーへと変換するというコンセプトを体現している。ギア構造をモチーフにした独創的な筐体デザインは、視覚的なインパクトと同時に、精密な音響工学を印象づける。

オールメタル構造 ― 耐久性と音質を両立

ハウジングには亜鉛合金製カバーを採用し、全金属構造によって耐衝撃性を従来比5倍に強化。
さらに、金属の高い剛性により不要な共振を抑制し、音の純度を向上させている。
表面はクラシックで上質な質感に仕上げられており、デザイン面でも高級感を演出する。

10mm複合振動板 ― PU+PEEK+DLCの三層構造による音響最適化

Tourbiton-Proの心臓部には、PU+PEEK+DLC(ブルーダイヤモンドコーティング)複合振動板を採用した新設計ドライバーを搭載。

  • PU層は、豊かで深みのある低音を形成し、音楽に厚みを与える。

  • PEEK層は、高域の伸びと透明感を向上させ、細やかなディテールを再現。

  • DLC(Diamond-Like Carbon)層は、音の粒立ちと質感を磨き上げ、全帯域の一体感を高める。

この三層構造により、低域から高域までのバランスを最適化し、クリアで立体的なサウンドステージを実現している。

聴くたびに新しい発見をもたらす、精密設計の結晶

Tourbiton-Proは、その名の通り“Tourbillon(トゥールビヨン)”のように、精密なメカニズムと音響工学の融合を象徴するモデルである。
KBEARは本機を通じて、Hi-Fiイヤホンの可能性を再定義し、「精密 × 芸術 × 音響」の新しい価値を提案している。