中国のHi-Fiメーカー「水月雨(MOONDROP)」は本日、日本のイヤホンメーカー「TAGO STUDIO」とのコラボレーションモデルとなる3ダイナミックドライバー搭載iイヤホン「Harmon-SP」を発売した。

 

Harmon-SPイヤホンは、標準モデル「和鳴(Harmon)」をベースに改良され、3基のダイナミックドライバーを搭載。4つの音響チャンバーによる分割技術と組み合わせることで、全帯域の位相が一致し、スムーズで自然なつながりを実現した。限られたイヤホンのサイズの中で、優れた音響特性と音質を両立させている。

 

Harmon-SPは、直径10mmのアルミニウム・マグネシウム合金球状複合振動板ダイナミックドライバー1基が高域を担当し、直径10mmの柔軟なエッジを持つ複合振動板ダイナミックドライバー2基が同軸上に配置されて低域を担っている。これにより、N52ネオジム磁石と相まって、歪みを抑えつつ、パワフルでダイナミックなサウンドを実現している。

 

Harmon-SPは着脱式ケーブルを採用しており、ケーブルには高品質なミックス編組線が使用されている。コネクターは0.78mmの2ピン仕様で、プラグは交換可能な構造となっており、標準で3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスのプラグが付属。これにより、ユーザーは様々な再生機器に合わせて手軽に組み合わせ可能となる。

 

Harmon-SPの有効周波数応答範囲は20Hz〜20kHz、感度は119dB、インピーダンスは7.5Ω。これらのパラメーターから、比較的駆動しやすいことがわかりる。スマートフォンに直接接続したり、オーディオドングルと組み合わせたりするだけでも、良いサウンドを楽しめるそうだ。

 

Harmon-SPの筐体は、高精度3Dプリンティング樹脂でできており、フェイスプレートには天然のメイプルウッドが使用され、優れた質感を誇る。

 

価格は¥49,500 で、現在、各主要プラットフォームで販売中。▷ Amazon ▷ e☆イヤホン ▷ ヨドバシカメラ