ハイエンドモデル「FoKus Rex5」――“王”の名を冠した旗艦TWS
アユートは、Noble Audioの完全ワイヤレスイヤホン(TWS)新モデル「FoKus Rex5」と「FoKus Amadeus」を11月29日に発売する。価格はFoKus Rex5が69,300円、FoKus Amadeusが49,500円。
FoKus Rex5は、ラテン語の「王(Rex)」を名称に冠したハイエンドモデル。名称の“5”は、内部に搭載された5基のドライバー構成を表す。アクティブノイズキャンセリング(ANC)、LDAC対応、マルチポイント接続、Audiodoによるパーソナライズ機能など、上級クラスの仕様を幅広く備える。
トライブリッド構成の5ドライバーと新EQシステム
ドライバー構成は、10mmダイナミックドライバー、6mmプラナードライバー、3基のBAドライバーによるトライブリッド仕様。サウンドは「力強いサブベース、引き締まったミッドベース、上質な中域、透明感のある高域」を特徴としている。
Audiodoのパーソナライズ機能によって、ユーザーの聴覚特性に基づく個別プロファイルを作成でき、QCC3091チップのメモリ機能により、そのプロファイルをイヤホン本体に保存することが可能。設定後は、アプリ不要でどの端末にも適用される。
デザインと外装――BMW M3を着想源にしたスポーティな仕上げ
Rex5の外装カラーはBMW「M3」からインスパイアされ、若々しさやスポーツ性を表現。アルミニウムハウジングは内部の共振を抑制し、ディテール表現を向上させる。フェイスプレートには大理石から着想を得た独自の模様を採用。充電ケースもアルミ製で高い質感を備え、底面が非金属のためワイヤレス充電にも対応している。
最新規格の接続性能とバッテリー
対応コーデックはSBC、AAC、aptX Adaptive、LDAC。Bluetooth 5.4およびマルチポイント接続に対応。再生時間はANC OFFで最大7時間、ANC ONで最大5時間。ケース併用で最大18~25時間の追加再生が可能で、15分の充電で約2時間再生できる急速充電にも対応する。
コンセプトモデル「FoKus Amadeus」――モーツァルトへのオマージュ
芸術性と現代的エンジニアリングを融合
FoKus Amadeusは、モーツァルトの創造性と美学に着想したコンセプトTWS。「鮮やかな赤い筐体」と「緻密に調整されたカスタムドライバー」により、視覚と音響の両面で“Nobleの理念”を体現するという。赤い外装は、モーツァルトの肖像画に描かれる燕尾服へのオマージュとして設計されている。
新開発の8.3mm三層ダイアフラムDDを搭載
内部には、新開発の8.3mm三層ダイアフラムダイナミックドライバーを採用。表現力とディテールを重視し、分析的になりすぎない没入型の音場を提供するチューニングが施されている。
AudiodoパーソナライズとBluetooth 5.4対応
Rex5と同様に「Audiodo Personal Sound」を搭載し、左右の聴力を分析した個別プロファイルを構築。QCC3091チップセットとBluetooth 5.4に対応し、高解像度伝送と低遅延パフォーマンスを実現する。コーデックはSBC、AAC、aptX Adaptive、LDACをサポートする。
長時間再生と急速充電
バッテリー駆動はANC OFFで最大約12時間、ANC ONで最大約8時間。充電ケースは約2.5回分の追加充電が可能で、総合最大約42時間の利用が可能。急速充電にも対応し、10分の充電で約2時間再生できる。


