英国発のハイエンドオーディオブランドONIX(オニキス)は、Horizonシリーズの第2弾製品として、新たなデスクトップ型DAC/ヘッドホンアンプ「Zenith XDA20」を正式に発売した。希望小売価格は14,980元(約32万円相当)で、ONIXの伝統を受け継ぎつつ、最新のハイエンドテクノロジーを融合させた注目のモデルだ。
デュアルES9039PRO+自社開発の「ブライトン」電圧アーキテクチャを採用
Zenith XDA20は、ESS社のフラッグシップDACチップ「ES9039PRO」を2基搭載し、微細な音の情報も正確に再現。さらに、ONIXが独自に開発した高速電圧アーキテクチャ**「Brighton(ブライトン)」**を採用し、8基のOPA1611オペアンプが協調動作することで、瑞々しく、滑らかで立体的な音像表現を実現している。
デュアルトロイダルトランス搭載、圧倒的な電源供給性能
内部には、定格15Wと25WのTALEMA製トロイダルトランスを2基搭載。加えて、VISHAY製63V/3300μFの高品位オーディオ用電解コンデンサーを4基装備することで、強靭かつノイズの少ない電源基盤を構築。これにより、ONIXならではの力強く広がりのある英国サウンドを余すところなく体現している。
高精度CNC筐体とタッチスクリーンUIを融合、操作性と美しさを両立
筐体はCNC削り出しのアルミニウム合金製で、堅牢性と高級感を両立。3.4インチのタッチパネルを搭載し、ONIXのファミリーUIを継承したシンプルで直感的な操作を可能にする。ゲインは高低の2段階で切替可能で、多様なヘッドホン・システムに柔軟に対応できる設計となっている。