製品発表の概要

qdcは、新たなフラッグシップクラスのインイヤーモニターとして「CRAVE」と「Royal」を正式に発表した。なかでもCRAVEは、1ダイナミックドライバー、10バランスド・アーマチュア、4静電ドライバーによる計15ドライバー構成を採用し、qdcの10周年を象徴する意欲作として位置付けられている。発売日は2026年1月17日を予定している。
ドライバー構成とサウンドコンセプト

CRAVEは「音への渇望の究極形」をテーマに開発されたモデルで、ado10で培われた設計思想を継承した“スターセレクト”モデルとされる。低域にはqdc独自のDmagicダイナミックドライバー技術を投入し、10mm径の複合素材振動板を採用。中域にはqdcが独自開発したカスタムBAドライバーを使用し、ボーカル帯域を中心に表現力を強化している。
高度な音響設計
5ウェイ・クロスオーバーおよび5音導管構造を採用し、マルチチューブ・フィルタリングと多段分割ネットワークにより、全帯域で高い位相整合性と自然なつながりを実現。小音量時でも細部まで明瞭に再現しつつ、大音量でも刺激感を抑えたバランスの良い三音域設計が特徴だ。
外観デザインと筐体仕様
外観は、対照的なカラーを組み合わせたツートーンデザインに、銀箔をあしらった新デザインを採用。記念モデルにふさわしい存在感と高級感を演出している。コネクターは0.78mm 2Pin仕様で、リケーブルの自由度も高い。
付属ケーブルとパッケージ

標準でDM三合一の交換式プラグを備えた銀メッキ銅ハイブリッドケーブルが付属。さらに、qdc創立10周年を記念した新デザインの豪華パッケージが採用されている。
価格とラインアップ
CRAVEはユニバーサル(標準)モデルとカスタムIEMモデルの2種類を用意。価格は中国元ベースで設定されており、日本円換算では標準モデルが約420,000円前後、カスタムモデルが約460,000円前後となる見込みだ。正式な国内販売価格については、今後の発表が待たれる。
