イヤホンブランドQoAは、ブルースへの敬意を込めた深みのあるブルーカラーを採用したアップグレードケーブル「GIN」を10月3日に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は11,810円前後。

「GIN」は、3.5mmアンバランスと4.4mmバランスの入力プラグを交換可能なセルフロック式を採用し、イヤホン側端子は0.78mmの2ピン規格に対応する。ユーザーの利用環境に応じた柔軟な運用が可能となっている。

外装には、ディープブルーのPVCとコットン編組カバーを採用。耐久性と耐摩耗性を高めるとともに、絡みにくい設計で長期間の使用にも適している。

ハウジング部は、ジュエリー基準で作られた純銅CNC素材をベースに、真空イオンクロームメッキと手作業による研磨を施すことで、鏡面のような質感と精緻な輝きを実現している。

導体は、OCC+銅に銀メッキを施した“ほろ酔い式”リッツ構造の4芯を手作業で編み込み。音質面では、低域の厚みと横方向の音場を拡張し、奥行き感を強化。音全体を立体的に仕上げることで、リスニング体験をより豊かにすることを目指している。

QoAは、「GIN」を単なるケーブルではなく、ブルースの精神を纏った音楽的アクセサリーとして位置づけており、同ブランドのイヤホンを含め幅広い製品との組み合わせで新たな音響体験を提供する。