中国のオーディオブランドShanlingは、伝統的なCD再生と最新のストリーミング機能を融合させた新型CDプレーヤー「CD-S100 V25」を正式発表した。価格は国際希望小売価格で589ドル(約9万円前後)となっており、2025年6月より全世界で販売開始される。

「CD-S100 V25」は、ShanlingのET3トランスポートと同じプラットフォームを採用し、CD再生に加えて、USBドライブ再生(最大PCM 768kHz/32bit、DSD512対応)、Bluetooth、DLNA、AirPlayによるストリーミングにも対応する。

DACにはROHM製の新型「BD34352」を初採用。これにより、透明感と広がりのある音場、そして自然で中立的なサウンドを実現したという。加えて、アナログ回路にはOPA1612とMUSES8920を使用。出力はRCAおよびXLRに対応し、プリアウトまたはラインアウトの切替が可能。

本体は、USB DAC機能(最大PCM 384kHz/32bit、DSD256)や、43VAのトロイダルトランスも備え、デジタル出力(光・同軸)も搭載されている。

CDコレクションを活かしながら、ワイヤレス再生も楽しみたいユーザーにとって、理想的な1台となりそうだ。