中国・Shanling(山灵)は6月、超小型ハイレゾDAP(デジタルオーディオプレイヤー)「M0s」を発表しました。これは2018年に登場し市場を席巻した「M0」の後継モデルで、「M0 Pro」の機能を簡略化しつつ、価格を99 USDに抑えたエントリーモデルとして注目を集めています。
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サイズ・筐体:M0 Proとほぼ同等の超小型アルミ筐体(43.8×45×13.8 mm)を採用し、軽量な36.8 g。
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ディスプレイ:1.54インチ、240×240ピクセルのタッチスクリーン搭載。
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DAC:ESSデュアルチップから、Cirrus Logic CS43131単一チップへと変更(M0sのみ)。
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出力:32Ω負荷で最大60 mW(M0 Proは240 mW)。
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音質:PCM 32bit/384 kHzおよびDSD128再生対応。
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インターフェース:3.5 mmシングルエンド出力、USB-C経由での双方向Bluetooth(LDAC/aptX/AAC/SBC)、USB DAC機能搭載。
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バッテリー:650 mAhバッテリーで約14.5時間再生&約1か月の待機時間(中国モデル)。
Shanling公式によると、M0sはM0シリーズ(M0, M0 Pro)のエントリーバージョンとして位置づけられ、ワイヤレスやUSB DACなど便利な機能を搭載しつつ、価格を抑えたコストパフォーマンス重視のモデルです。
また、カラバリとしてグレーとブラウン(灰色/褐色)が新たに追加され、ユーザーの選択肢が広がりました。