待望の後継モデル

オーディオメーカーのSingxerは、新たに設計された完全ディスクリートA級ヘッドホン/プリアンプ「Singxer SA-2」を正式に発表した。価格は629ドル。先代モデル「Singxer SA-1」および「Singxer SA-1 v2」の後継機として、回路設計を一新し、出力性能を大幅に向上させている。

完全バランス構成と高出力設計

SA-2は、フルバランス構成によるA級アンプ設計を採用。高品位なコンポーネントと徹底した内部レイアウトの見直しにより、ノイズを最小限に抑え、優れたS/N比と音質を実現した。出力性能は従来モデルを大きく上回り、高インピーダンスのダイナミック型ヘッドホンや大電流を要する平面磁界型ヘッドホンも余裕をもって駆動可能となっている。

さらなる精度と音楽表現力

改良された電源セクションと増幅回路により、低歪みと高いリニアリティを確保。音像定位や空間表現の精度が向上し、オーディオファンやリスニングにこだわるユーザーに向けて、より洗練された再生環境を提供する。

価格と販売情報

SA-2はグローバル市場向けに発売され、価格は629ドル(または495.04ユーロ相当)。ハイエンドヘッドホンアンプ市場において、パワーと繊細さを両立した注目の新モデルとなりそうだ。