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エントリークラスに最適なHi-Fiアンプが登場
中国のオーディオブランドSMSLは、エントリークラス向けの新型パワーアンプ「AO10」を正式に発表した。シンプルな操作性とHi-Fi音質を両立し、初めてのオーディオ環境構築にも最適なモデルとして注目を集めている。
TPA3116採用のクラスDパワーアンプ
AO10は、Texas Instruments製のクラスDアンプチップ「TPA3116」を搭載。最大100W×2(2Ω)、70W×2(4Ω)の出力に対応し、小型筐体ながら十分な駆動力を確保している。ピュアな音質と高効率を両立した設計が特徴だ。
Bluetooth 5.3搭載でワイヤレス再生に対応
本機はBluetooth 5.3を採用し、スマートフォンやタブレットなどからのワイヤレス再生をサポート。遅延やノイズの少ない安定した接続が可能で、カジュアルな音楽視聴から本格的なリスニングまで幅広く対応する。
豊富なEQと細かな音質調整機能
AO10は7種類のEQプリセットを搭載し、さらに高域・低域を±10dBで独立調整できる「EO(イコライザー)調整」に対応。ユーザーは自身の好みやスピーカー特性に合わせて音質を最適化できる。
便利な12Vトリガー機能も搭載
上位機種で採用されることの多い「12Vトリガー」をエントリークラスながら搭載。対応機器との電源連動が可能で、システム全体をスマートに操作できる点も魅力となっている。
まとめ
SMSL AO10は、初心者でも扱いやすい操作性とHi-Fi仕様の音質、さらにBluetooth 5.3や豊富なEQ調整など多くの機能を備えたエントリー向けパワーアンプだ。コンパクトでありながら、オーディオ環境をしっかりと支える実力を持つ1台として、日本市場でも注目される存在となりそうだ。



