中国の大手スマートデバイスメーカーvivo(ヴィーヴォ)は、新型ワイヤレスイヤホン「TWS Air3 Pro」を正式発表し、6月10日より中国国内で発売を開始した。価格は199元(約4,300円)で、同価格帯としては異例の50dBハイブリッドノイズキャンセリング機能を搭載しているのが最大の特徴だ。

12mmドライバー+空間オーディオ対応で臨場感あふれるサウンド

TWS Air3 Proは、直径12mmの4層音圈ダイナミックドライバーを搭載し、vivo社内の「金耳朶」チューニングチームによるサウンドチューニングにより、繊細で奥行きのある音場表現を実現。さらに、空間オーディオ技術にも対応し、劇場・ライブ・スタジオ・音楽ホールなど4つのモードで立体的なリスニング体験を楽しめる。

最大50dB!AI対応のインテリジェントノイズキャンセリング

本モデル最大の特徴は、最大50dBの深層アクティブノイズキャンセリング性能。3つの高精度マイクに加え、L字型の防風ダクト構造、そしてAI演算によるリアルタイム環境音解析を組み合わせることで、最大94%の外部騒音を抑制。同時に、周囲のノイズに応じて低・中周波数帯を自動補完するなど、極めて自然な音質維持を実現している。

最新Bluetooth 6.0+低遅延+デュアル接続対応

通信規格にはBluetooth 6.0を採用し、最小33msの低遅延を実現。音ゲーや動画視聴などリアルタイム性を求める用途にも対応する。また、**マルチポイント(2台同時接続)**にも対応し、iOS/Androidのクロスエコシステムにもスムーズに連携可能。

軽量&長時間再生+IP54防塵防滴

イヤホン本体は片側わずか3.8gと非常に軽量で、人間工学に基づいた快適な装着感を提供。1回の充電で最大9.5時間の連続再生、ケース併用で最大47時間の再生が可能。さらに、10分の充電で3時間再生可能な急速充電機能も搭載。防塵防滴性能はIP54等級で、汗や小雨程度であれば問題なく使用できる。