エミライは、WiiMブランドのDAC内蔵プリメインアンプ「WiiM Vibelink Amp」を8月1日に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は税込52,800円前後

本機はWiiM Mini/Pro/Pro Plus/Ultraといった同社製ストリーマーとペアリングし、シームレスな音楽再生を可能にするプリメインアンプ。ESS製プレミアムDAC「ES9039Q2M」TI製アンプチップ「TPA3255」TI製オペアンプ「OPA1612」×6基を搭載し、超低歪み・低ノイズで標準的なアンプを超える解像度を実現する。

192kHz/24bit対応のハイレゾ再生に対応し、録音の整合性を保ちながらダイナミックレンジを拡張。さらにポストフィルターフィードバック(PFFB)技術を備え、スピーカー負荷の違いに左右されない一貫した音質と自然でバランスの取れたサウンドを提供する。出力は8Ωで各チャンネル100W、4Ωで各チャンネル200Wと十分な駆動力を誇る。

また、ADC変換を回避した純粋なアナログ入力を実現。レコードやCDなどのアナログソースを補完・補正することなく、その特性を忠実に再現する。入力端子は光デジタル、同軸デジタル、RCAを各1系統、スピーカー出力はバナナプラグ対応。

ユニボディアルミニウムシャーシによる高剛性ボディに加え、銅製ヒートパイプと大型アルミヒートシンクによる高度な熱管理設計で、長期的な安定動作を確保。THD+Nは0.0005%以下、SN比は120dB以上と高いオーディオ性能を誇る。

外形寸法は200×200×63mm、重量は2.05kg。コンパクトながらハイパフォーマンスな1台として、ストリーマーとの組み合わせによるシステムアップにも最適なモデルとなっている。