製品概要

DUNUは、2基のダイナミックドライバーを搭載した有線イヤホン「SUBSURGE(淵)」を2026年10月30日に発売した。価格は59.99ドル。

SUBSURGEは、10mm径LCP振動板ドライバーと8mm径チタンコーティング振動板ドライバーを組み合わせたデュアルダイナミック構成を採用。低域と中高域で異なるドライバーを使用し、力強い低音と明瞭な中高域の両立を目指したモデルとなっている。

チューニングでは、現代的なポップスやEDM、ロックなどの再生を意識。音楽鑑賞だけでなく、ゲーム用途での使用も想定している。

HiFiGo+1

10mm LCP振動板と8mmチタンコーティング振動板を搭載

低域側には、10mm径のLCP(Liquid Crystal Polymer/液晶ポリマー)振動板を採用したダイナミックドライバーを配置。

LCP素材の剛性と内部損失特性を活かし、低域の量感を確保しながら、アタックや減衰の制御にも配慮した設計となっている。

中高域側には、8mm径のチタンコーティング振動板を採用したダイナミックドライバーを搭載。低域用ドライバーとは異なる役割を持たせることで、ボーカルの明瞭度や高域の伸びを確保することを狙っている。

同じダイナミック方式を採用しながら、振動板の口径と素材を使い分けた点が、本機の音響構成上の特徴となる。

独立音響チャンバーと2ウェイ・クロスオーバー

2基のドライバーには、それぞれ独立した音響チャンバーを採用。

さらに、物理的な音響クロスオーバーと電気的なクロスオーバーを組み合わせることで、各ドライバーの担当帯域を調整している。

単純に2基のドライバーを並列駆動するのではなく、内部音響構造と周波数分割の双方から制御することで、帯域間の干渉を抑え、音のまとまりを確保する設計としている。

DUNUでは、低域の量感とアタック感を重視しつつ、ボーカルの自然さや中高域の明瞭度も確保するチューニングを施したとしている。

HiFiGo+1

星空をモチーフとしたフェイスプレートと軽量レジン筐体

筐体には高精度3Dプリントによるレジン素材を採用。人間の耳の形状データをもとに設計したエルゴノミック形状とし、片側約6gの軽量構造を実現している。

フェイスプレートには、深海や星空をイメージしたブルー系の装飾を採用。透明感のあるカラーリングによって、内部構造と外観デザインを組み合わせている。

付属ケーブルには4芯の高純度OCC単結晶銅線を採用し、0.78mm 2pinの着脱式構造に対応する。

接続端子は3.5mmシングルエンド仕様に加え、マイク付きUSB Type-C仕様も用意。後者はスマートフォンでの音楽再生やボイスチャットなどを想定している。

発売情報

DUNU「SUBSURGE」は2026年10月30日発売。3.5mmモデルの通常価格は59.99ドル。

海外販売店を中心に展開しており、日本向けの案内では10月30日10時(日本時間)からの発売が告知されている。